画面は自動的に最新情報へ更新されませんので、更新する際は画面上部の図2.png(更新アイコン)をクリックするか、または「F 5」を押してしてください。 
ニュース&トピックス各種法令・制度・手続き事例・統計情報窓口案内労働局について
ホーム > 各種法令・制度・手続 > 安全衛生関係 > 衛生関係 > 熱中症(疑い)による死亡災害が発生しました

熱中症(疑い)による死亡災害が発生しました

   職場における熱中症予防対策については、平成21年6月19日付け基発第0619002号「職場における熱中症の予防について」において基本的な防止対策事項、また、平成28年2月29日付け基安発0229第2号「平成28年度の職場における熱中症予防対策の重点的な実施について」において、熱中症が起きやすい屋外作業向けの留意事項を示し、熱中症予防対策の推進を図っているところでありますが、本年7月、県内において、ビニールハウス内で作業していた労働者が死亡(熱中症の疑い)する災害が発生しました。

   職場における熱中症による死亡者は、昨年、全国で29人発生しており、災害分析の結果、WBGT値(暑さ指数))の活用をしていなかったこと、計画的な熱への順化期間が設定されていなかったこと、自覚症状の有無にかかわらない定期的な水分・塩分の摂取を行っていなかったこと等の発生要因が多くの事例で見受けられています。

   また、発生月では、7月から8月の2か月で26人が被災しており、高松地方気象台発表による今後の四国地方の向こう1か月(7月7日〜8月8日)の見通しでは、平均気温は例年より高い見込みとあり、熱中症による災害の増加が懸念されるところです。

   熱中症の予防のためには、労働者一人ひとりに注意を促すだけでなく、事業場として作業環境管理、作業管理、健康管理などの対応が重要です。

   つきましては、職場における熱中症予防対策を実施するなかで、特に、下記事項に御留意いただくようお願いします。

 

                                                 記

 

1 WBGT(暑さ指数)を活用し、基準値を大幅に超える場合は、作業の中止も考慮すること。やむを得ず作業を行う場合は、単独作業を控え、休憩時間を長めに設定するとともに、作業中の労働者の水分・塩分の摂取状況を頻繁に確認する等の措置を講ずること。

 

2 水分及び塩分の補給、休憩を取りやすい環境づくりに配慮すること。

 

3 高温多湿作業を行わせるに当たり、熱への順化期間の有無を確認すること。

 

4 便所に行きにくいことを理由に、水分の摂取を控えることのないよう、便所に行きやすい職場環境の形成に努めるこ と。

 

5 健康状態の確認は、本人の申出だけでなく、作業中における発汗の程度、行動異常等についても確認すること。

 

6 作業終了時には、体温を測定し、必要に応じて、水分摂取や濡れタオルの使用等で体温を下げるようにすること。  なお、作業終了後の体温が平熱より相当高い場合には、病院等への搬送が望ましいこと。

 

7 熱中症の症状で分類2度(頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感)に分類される症状の時は、病院に搬送が望ましく、3度の症状(意識障害・痙攣・手足の運動障害・高体温)の場合は、直ちに緊急要請すること。

 

8 健康診断の際には、熱中症の発症に影響を与えるおそれのある疾患(糖尿病、高血圧症など)を有する労働者への配慮事項についても、医師に意見を求めることが望ましいこと。

 

9 管理者・作業者に対する労働衛生教育を実施すること。

 

10 緊急時に直ちに熱中症に対応できる病院、診療所の情報を把握しておくこと。

 

11 救急措置が円滑に実施されるよう、緊急措置の手順を作成し、労働者に周知すること。

 

 

参考1

職場における熱中症による死亡災害事例

(愛媛県内:平成25年以降(熱中症の疑いを含む))

発生年月

業 種

事案の概要(被災者の年代)

1

25年7月

製造業

被災者は、工場内で食品コンテナを温水が溜まっている水槽内に沈め、手で洗浄する作業を行っていたが、作業開始から1時間半後、突然うずくまり、意識不明の状況となったため、救急車で病院に搬送されたが回復せず、翌日死亡した。(30歳代)

2

25年7月

製造業

被災者は、船内において午前8時頃からダクトの取り付け作業を行っていたが、午後4時頃に手足が震え、歩けない状態となり、冷房のきいた事務所内に運ばれ、水分補給をするなど休憩したが、午後5時になっても手足の震えが止まらず歩けなかったので、救急車により病院に搬送されたが、途中で意識不明になり、蘇生措置が行われたものの、翌日死亡した。(60歳代)

3

27年8月

製造業

被災者は午前9時頃から計器の確認のため山道を徒歩で移動していた。帰社予定時刻である12時を過ぎても被災者が帰社せず、携帯電話の応答がなかったため、他の職員が捜索を行ったところ、山道で倒れている被災者を発見し、119番通報した。その後、被災者の死亡が確認された。(50歳代)

4

28年7月

農業

 被災者は午前7時からビニールハウス内や屋外で、苗の水やり等の作業を行っていた。午後4時頃、疲れている被災者の様子に気づいた同僚の勧めで休憩していたが、その後、立ち上がることもできなくなり、救急車により病院に搬送されたが、5日後に死亡した。(50歳代)

    この記事に関するお問い合わせ先

    愛媛労働局労働基準部健康安全課  TEL : 089-935-5204 

ハローワークインターネットサービス.jpg bana.png  bana-job.png仕事・住まい・生活.jpg 新卒者・既卒者の皆様へ.jpg育MEN.jpg女性の活躍を推進します.jpg厚労省人事労務マガジン.jpg あんぜんプロジェクト.jpgこころの耳.jpg2015127154417.gifあかるい職場応援団.jpg労災年金受給者の皆様へ.jpgアスベスト.jpgまんが.jpgehime.jpgoshigoto_adviser_banner.jpg 20146911147.png 2016829134710.png ズ.jpg

 

愛媛労働局 〒790-8538 松山市若草町4-3 松山若草合同庁舎5階、6階

Copyright(c)2000-2011 Ehime Labor Bureau.All rights reserved.